湿度管理をして身体も家も快適【四季スマ60号】

寒さが厳しくなるこれからの季節、エアコンやヒーターなどで室内は自然と乾燥気味になります。加湿器で調整される方もいるかと思いますが、結露も気になる…そんな声も聞きます。そこで今回は、冬の湿度管理についてご紹介します。

画像:ダイニチ工業/illustAC

住まいと温湿度管理は大切です

室内の温度や湿度が高すぎると「夏はカビ」「冬は結露」を発生させます。

逆に、湿度が低すぎると乾燥して無垢の床のすきが酷くなったり、カウンター材と壁の間に隙間が大きく出ることがあります。湿度が高くなると自然素材の調湿効果で元に戻ることもありますが、極端な場合は板が反ったり、ひび割れが入ってしまうことも。

適度な温湿度管理は、快適に暮らす為に大事なポイントです。

快適モニター

まずは「快適モニター」で現状をチェック!

快適モニターには「不快指数計」「時計」「温度湿度計」が並んでいます。

こちらを見ていただくと、住まいの快適状況が分かります。特に、「不快指数計」と「温度湿度計」は、快適とされる部分が緑色になっています。針がそのゾーンにあれば、一般的に適温&適湿の状態です。

部屋が暖かすぎないか、乾燥もしくは加湿しすぎていないか確認しましょう。

快適モニター

冬の湿度の調整方法

乾燥しているとき

方法①:乾燥している部屋で室内干しをする

方法②:加湿器をつける

加湿が必要ですので、室内干しなどで加湿しましょう。

<モデルハウスで使用している加湿器>

粒子の細かい水をファンで拡散するので部屋全体に広がりやすく、浸透率も高い加湿器。パワフルで省エネです。

ダイニチ工業 加湿器 RX TYPE

結露しているとき

方法①:加湿をやめる(加湿器や室内干しをやめる)

方法②:換気をする

窓に1cm以上の結露が発生している場合は、「湿度が高すぎる」か「他の部屋や外との温度差が大きい」のが原因です。加湿をしている場合はやめて、窓を数分開けて空気を入れ替えましょう。冬は外が寒いので「換気扇」での換気でもOKです。キッチンやトイレ、浴室の換気扇は、日頃から換気と除湿のためにつけておくのがおすすめです。

※雨の日は外の湿度も高いので、「換気扇」を活用しましょう。

適度な湿度はお肌のうるおいや感染症予防にも繋がります。部屋の感想具合は分かりにくいので、快適モニターを活用してください。数年繰り返すうちに、ご家庭ごとのやり方が定着していくことと思います。

アンケート結果発表!!

58号のアンケートで「ご自宅の床掃除で使用しているもの」を伺いました。結果は、以下の通り。1~3位は数票の差でした。

1位:掃除機

2位:コードレス掃除機

3位:モップ

4位:ロボット掃除機

2つまで選んでくださいとお願いしたところ「掃除機&モップ」という組み合わせのご家庭が多かったです。

※2023.12.20発行の内容です

何かご不明な点がございましたら、

メンテナンス係までお気軽にお問い合わせください。

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