建築業界の単位について新人がまとめてみた
こんにちは!企画室の髙野です。
皆さんは「一尺(いっしゃく)」や「一間(いっけん)」「一坪(ひとつぼ)」など普段使わない単位を聞いたことはありますか?
これらは建築業界で使われる単位ですが、普段使わないとどのぐらいの大きさを表すのかわからないですよね。そこで今回は「建築業界の単語」をわかりやすくご説明したいと思います。
知っておくべき単位は?
そもそも建築業界では長さを表すとき、mm(ミリメートル)を用いるのが基本です。
その他にも独特な単位があるのでご紹介します。
大きさを把握しておきたいのは「一畳」と「一坪」です。これらを把握しておくと、あとは応用するだけなのでまずはこれらからマスターしておきましょう。
□1畳
まず初めに「一畳」がどれくらいの大きさか把握しましょう。畳一枚の長辺を「一間(いっけん)」、短辺を「三尺(さんじゃく)」といいます。
一間の長さは1820㎜。メートルで表すと1.82mとなります。
どのぐらいの長さかというと、少し背の高い男性の身長ぐらいですね。
芸能人で例えると、小顔でイケメンな俳優M.Oさんと同じです。さて誰でしょうか。皆さんわかりますか?皆さんが知っている作品だと『パラダイス・キス』でしょうか。
と言いつつも実際に会ったことはないので、身近なもので例えると自動販売機の高さとほとんど同じです(ちなみに自動販売機は1.83㎜)。
三尺は一間の半分で910㎜。メートルで表すと0.91mとなります。
これを応用すると、一尺は303.3333…㎜(0.3033333…m)となります。
なんと一尺は割り切れないのです。
でも約30㎝と覚えておきましょう。A4の長辺とほぼ同じです。
□一坪
次は「一坪」についてご説明します。
「坪」はよく耳にしますね。「坪単価 〇〇円」と書かれているのをよく見ます。
単刀直入に言うと、一坪=畳2枚分 です。面積で表すと3.3124㎡です。
と言われてもわかりづらいと思うので、一坪は畳2枚分の広さと覚えておきましょう。
応用編
「一畳」「一坪」のご説明をしましたが、せっかくなので家の中の場所を例に挙げてご説明したいと思います。
□トイレ
一般的なトイレの広さは1畳と言われています。
✓ゆとりのあるトイレが良い
✓トイレ内に手洗い場を作りたい
という方はもう少し広めに(1.25畳等)とると良いでしょう。
□浴室
浴室は一坪(二畳)の広さが一般的です。
湯舟が一畳、洗い場が一畳という形です。洗い場が広い方が良い方は合わせて1.25坪~とるとゆったりとしたスペースをとれます。
まとめ
今回は「建築業界の単位」についてご紹介しました。
これである程度、長さや大きさのイメージができたでしょうか。
私自身これを学んでから、日常に潜む「一畳」や「一坪」を探してます。
これは何坪分の広さかなと考えてみたりすると楽しいですよ。
以上「建築業界の単位を新人がまとめてみた」でした。