日本の夏は畳で「涼」を【四季スマ54号】
イ草の畳は、調湿効果や断熱効果があり、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができます。またイ草の香りはリラックス効果もあり、さらに集中力を高める働きもあります。今年の夏は畳の間を整えて、ゆったり過ごしてみてはいかがですか?
畳の間に合うインテリア
畳の間というと床の間や仏壇といった和のイメージの方も多いかもしれません。
そんな畳の間をおしゃれにするならば、きちんとした座卓より「小ぶりでニュアンスのある家具」がおすすめ。四季の住まいでご提案している家具の中では、写真のような木の形を活かした座卓や丸テーブルがマッチします。
小物で涼を取り入れる
畳は涼やかに感じるインテリアです。
夏は花瓶や観葉植物の器をガラスや白や黒系の陶器にすると植物たちも涼しさを演出するアイテムになります。
座布団カバーやコースターなどもブルーやグリーン系を選ぶと爽やかな印象になります。差し色で黄色を使うと明るく元気な雰囲気に、白を使うと清涼感が増します。
畳を交換して爽やかさUP
築年数が経ってくるとイ草の香りも自然と弱くなり、日に焼けたり擦れたりと劣化が進みます。
畳表を交換することで香りがよくなったり、見た目の爽やかさも生まれ変わります。夏はお盆にお客さんが来る前に交換しようという方も多いです。交換の目安は、畳のカス。服につくようになったら交換時期です。
畳表はたくさん種類があり、香りのよいイ草はもちろん、和紙をこよりに加工し樹脂コーティングして摩耗や日焼けに強くした畳表もあります。畳表交換の費用や種類については、お問い合わせください。
※2022.7.15発行の内容です