キッチンについて新人がまとめてみた①
皆さんこんにちは!企画室の髙野です。
6月もあと2週間ちょっとで終わりです。
つまり2020年も半分が終わります。早いですね…。
2020年上半期の思い出などありますか?
とは言っても2020年上半期はほとんど自粛生活でしたね。
そんな自粛生活で皆さんはどのように過ごされていましたか?
テレビを見る時間が増えた方、ゲームをする時間が増えた方、ひたすら寝ていた方…
などなど各々自粛生活を工夫して過ごされたと思います。
そんな中、「料理をする機会が増えた」「自炊をするようになった」なんて方多いのではないでしょうか?
実際にテレビなどでも今まで全然自炊していなかった芸能人が自粛生活をきっかけに料理に挑戦する動画などが紹介されていましたね。
キッチンに立つことが増えた今だからこそ、キッチンについて考えてみませんか?
キッチンの基本
皆さん、「キッチン」と聞いてどのような形を思い浮かべますか?
壁と向かい合わせになっている形、対面式、アイランドキッチン、
などなど最近ではさまざまな形のキッチンがありますね。
ということで今回はキッチンにはどんな種類があるのかをお話ししつつ、キッチンをどういう形にしようかなと迷っている方に少しでも参考になるような情報をお伝えできればと思います。
ところで「システムキッチン」という言葉、最近よく耳にしますよね。
この言葉の意味、なんとなくで理解している方多いのではないのでしょうか?
これを機にぜひマスターしちゃいましょう!
□そもそもシステムキッチンって?
システムキッチンとは流し台・コンロ・調理台・キッチン収納などが天板で繋がっており、全てが一体となるように組み合わせたキッチンのことです。
ちなみにシステムキッチンの反対は「セクショナルキッチン」と言います。
セクショナルキッチンは一般的に調理台・流し台・コンロ台などをすべて別々で購入して配置します。
システムキッチンでは調理台の下に食器洗い洗浄機やオーブンをはめ込むことができる「ビルトイン機能」がある一方、セクショナルキッチンではそのようなビルトイン機能はありません。
ビルトイン機能を含めた使いやすさから、最近ではシステムキッチンが増えています。
この辺でシステムキッチンについてはマスターできたでしょうか?
そろそろキッチンの種類について見ていきましょう。
キッチンの種類
キッチンには大きく分けて「壁付けキッチン」と「対面キッチン」があります。
壁付けキッチンは壁に向かって料理をするように取り付けられたキッチンのことです。背面キッチンとも言います。
対面式キッチンに比べて場所と取らない&料理に集中できるというメリットがあります。
その一方でリビングやダイニングに対して背中を向けてしまうので、コミュニケーションが取りづらいというデメリットもあります。
壁付きキッチン・対面キッチン、それぞれにメリット・デメリットがありますが、今回は最近増えている対面キッチンについて深く掘り下げたいと思います。
□対面キッチン
対面キッチンと言っても種類は様々。
そこで今回は「アイランドキッチン」「ペニンシュラキッチン」「セミオープンキッチン」の3つについてお話ししたいと思います♪
□アイランドキッチン
アイランドキッチンは聞いたことある方が多いのではないのでしょうか。
アイランドキッチンとはキッチンが壁と接しておらず、「島」のように見えることからこの名前になっています。
ではアイランドキッチンの特徴を見ていきましょう。
・開放感がある
・コミュニケーションが取りやすい
・大人数でもキッチンを囲んで調理することができる
・広いスペースが必要
・天板がフラットなのでキッチンの上が丸見え
もちろんメリット・デメリットがありますが、アイランドキッチンの最大の特徴は開放感ではないでしょうか。またキッチンを囲んで調理ができるのも大きなメリットですね。
壁付けキッチンの我が家はよく調理台の取り合いになることあります。しかしアイランドキッチンなら調理台を挟んで向かい合わせで使えるので我が家の問題も解決してくれそうです。
一方、広いスペースを必要とするのでLDKをある程度広く確保しておく必要がありますね。
また来客が多い方にとっては、綺麗にしておかなければいけない事がちょっとした難点になります。
コンロ周りは気を付けていても油が飛んでしまうので、目には見えない油が床に…なんてことにも。
対策としてはコンロの横側にも盾になるようなものを取り付けることでしょうか。これで少しは軽減されます。
あとはとにかくこまめに掃除!でしょうか。対策にはなっていませんが綺麗に保つ方法はこれですね。
□ペニンシュラキッチン
次は「ペニンシュラキッチン」です。
カタカナが苦手な髙野はなかなか覚えられません…。
ちなみにペニンシュラとは「半島」という意味だそうです。
アイランドキッチンの片側が壁にくっついているキッチンと理解していただけるとわかりやすいかと思います。
アイランドキッチンに比べてスペースを上手に使うことができるキッチンです。
それではペニンシュラキッチンの特徴を見ていきましょう。
・コンロを壁側にすることで選べる換気扇の種類が増える
・アイランドキッチンに比べて価格を抑えられる
・手元が丸見え
・アイランドキッチンには少々劣るものの開放感がある
こういったところでしょうか。コンロを壁側にすることでアイランドキッチンに比べて油のはねを軽減できる&換気扇の選択肢が増えます。壁に付けるだけで2つもいいことがありました!
片側が壁になることでアイランドキッチンのような回遊性はないものの、キッチン自体はフラットなので十分開放感はあります。
アイランドキッチンの開放感というメリットと、難点であるコンロ周りの油はね問題を解消してくれたキッチンですね。
□セミオープンキッチン
次はセミオープンキッチンについてお話します。
アイランドキッチンやペニンシュラキッチンがオープンキッチンだったのに対し、それほどオープンになりすぎていないキッチンをセミオープンキッチンと言います。
先ほどのペニンシュラキッチンはアイランドキッチンの片側が壁にくっついたものとご説明しました。そのペニンシュラキッチンにさらに腰壁というものがつき、フラットではなくなったものがセミオープンキッチンです。
上の写真を見ていただけるとわかりやすいかと思います。このようにちょっとした壁ができることで手元が隠れ、オープン過ぎないキッチンになります。
一方でこちらの写真は腰壁はあるもののコンロの前に視界を遮る壁がなく、リビングやダイニングを見渡せるキッチンです。
これもセミオープンキッチンの一つです。
セミオープンキッチンの特徴としては
・手元が隠れる
・キッチンをある程度隠しつつも開放感がある
・アイランドキッチンやペニンシュラキッチンほどの開放感はない
こんなところです。
オープンすぎるのも嫌だけど開放感は欲しいという方におすすめです。
実際このセミオープンキッチンにする方は多いです。
キッチンと聞いてこの形を思い浮かべる方多いのではないでしょうか。
まとめ
今回は「アイランドキッチン」「ペニンシュラキッチン」「セミオープンキッチン」についてお話しました。
それぞれの違いについて理解していただけたでしょうか。
ちなみに皆さんお気づきですか?
今回のコラムは「キッチンについて新人がまとめてみた①」です。
ということは、そうです。①があるということは②があるのです。
次回はセミオープンキッチンについてさらに深堀していきたいと思います。
以上、「キッチンについて新人がまとめてみた①」でした。
また来週!