パントリーとは?メリットデメリットや、収納量にあわせた種類をご紹介。

食材や食器、調味料、調理道具など様々な物に溢れるキッチン。
システムキッチン下の収納や背面収納だけでは収納量が足りるか不安だという方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方におすすめなパントリーについてご紹介します。
パントリーとは
パントリーとは、キッチンの一部またはキッチンに隣接して設けられる収納スペースのことです。常温保存が可能な食品や飲料、調理器具を収納するのが一般的です。「食品庫」とも呼ばれることがあります。
メリット
収納が増える
まとめ買いした乾物や缶詰、飲料水などを大量に保存しておくことが出来ます。ストックをつくっておくことは万が一の備えとしても役立ちます。
キッチンをスッキリと見せられる
かさばりやすいペットボトルやホットプレートなどをパントリーに収納することで、キッチンに置くものを最小限に抑えられます。
家電などは色や材質が限られるのでお部屋の雰囲気に合わない場合も。そのような場合でもパントリーに隠して収納できるので、お部屋の印象を崩しません。

デメリット
スペースが必要
パントリーは収納力が魅力的な一方で、設置にはある程度のスペースが必要です。広いパントリーを作るほど他の居住スペースが圧迫されることも。過不足ないパントリーになるよう、何を収納したいか、どれくらいの収納スペースが必要かあらかじめ確認しておくことが大切です。
湿気や臭いがこもりやすい
パントリーは、キッチンに隣接していることが多いので、湿気や調理臭がこもりやすいというデメリットがあります。通気性の良い設計や換気扇の設置、壁を消臭調湿効果のあるものにするなど対策が必要です。
パントリーの種類
壁面収納タイプ
壁面収納タイプのパントリーは、キッチンの壁を活用して設置します。スペースを効率的に使えるため、比較的狭いキッチンでも導入可能です。食材や調理器具をすぐに取り出せる点も魅力です。

ウォークインタイプ
ウォークインタイプは、人が中に入れる広さを持つパントリーです。出入り口が一つで使える壁面が多いことから、高い収納力を備えています。
ペットボトルなど大きくて重い物を床置きしておきたい場合にも便利です。
出入口に扉を付け、小部屋のように使うこともできます。

ウォークスルータイプ
通り抜けできるタイプのパントリーです。通り抜けるための動線を確保しなければいけないため、広いスペースが必要になります。
出入り口が2つあることでキッチン以外の部屋との繋がりも生まれ、家事の効率を向上させることができるのがメリット。片側はキッチン、片側は玄関へと繋げることで、帰宅後にリビングを通らず玄関から買ってきたものをパントリーに収納することができます。

もっと魅力的なパントリーに
収納場所ではありますが、メイン空間にあるため目に入ることの多いパントリー。よりおしゃれに見せる工夫をご紹介します。
下がり壁の形にこだわる
アーチ状の入口やお家型のデザインを取り入れることで、空間に遊び心を加えることができます。


カゴやボックスを活用する
収納用品として、統一感のあるカゴやボックスを使用することで、見た目が整います。さらに、ラベルを貼るなどして中身を分かりやすくすることで、使い勝手も向上します。

まとめ
豊富な収納が魅力的なパントリー。家族の人数が多い方や、週末にまとめて買い物をする方などにおすすめです。さらにはパントリーの動線を工夫することで収納量を増やすだけでなく、家事を円滑に行えるようにも。
小さなスペースからでも設置できるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?