マグネットウォール ~メリット・デメリットやおすすめの場所をご紹介~
カレンダーや学校からのお知らせなど、壁に掲示しておきたいものは意外と沢山あります。
しかし、新築の壁に穴を開けることに抵抗がある方も多いのではないでしょうか?
そんな方にピッタリなのが、「マグネットウォール」。壁に穴を開けることなく大切な書類を壁に貼ることができ、柔軟な使い方ができることから近年注目を集めています。四季の住まいでも最近採用される方が増えてきました。
今回は、そんなマグネットウォールの魅力や、メリットデメリット、場所別の使い方についてご紹介します。
マグネットウォールとは
磁石を使って紙や小物を付けることができる壁のことです。
壁や紙、写真などに穴を開けることなく飾ることができるので、気軽に壁のデコレーションを楽しむことができます。クリスマスやハロウィン、誕生日などのイベントごとに飾り付けを変えるのも素敵です。
また、重要な書類やメモをすぐに見ることが出来るのもメリットです。お子さまの学校関連の書類やゴミの分別方法など、家族で共有しておきたい情報を貼っておくと便利です。
マグネットウォールには壁紙の下に鉄粉を練り込んだ下地材を埋め込む方法と、ボードを壁に直接付ける2パターンの施工方法があります。
マグネットウォールの施工別メリットデメリット
マグネットウォールを導入する方法にはいくつかの選択肢があります。それぞれのメリットとデメリットを考えながら、最適な方法を選んでみてください。
壁紙の下に鉄粉を練り込んだ下地材を入れる
メリット
好きな壁紙と組み合わせることができるのでオリジナリティーを出すことができます。お部屋全体の壁紙の壁紙と統一すれば、一見どこがマグネットになっているか分からないほどシームレスな仕上がりになります。
デメリット
壁紙を挟むため磁力が弱めです。紙類などの軽いアイテムを貼るのに適しています。
マグネットボードを壁に取り付ける
メリット
壁紙の下に埋め込むものより磁力が強いです。飾り棚やタイマーなどの大きくて重さのあるアイテムも安定して取り付けることができます。
デメリット
わずかではありますが壁との段差ができます。上部に埃がたまる可能性があるので定期的な掃除が必要です。ニッチの内部に取り付けることで壁との段差が解消される他、厚みのあるものを付けても通行の邪魔になりません。
おすすめの場所
マグネットウォールがあると便利な場所もご紹介します。
キッチンの近く
キッチンタイマーやスパイスなどのお料理に必要なものを浮かせて収納ができます。給食の献立表を貼っておくことでメニューをすぐに確認でき、給食とお夕飯が被ってしまったということも防げます。
パントリーの中にマグネットボードを取り付ければ、ダイニングやリビングから見えなくなりプライバシーも守られます。
ダイニングの近く
家族が集まるダイニングに、お子さまの書いた似顔絵やカレンダーなどを飾ることで家族のコミュニケーションが生まれます。
食事前にダイニングテーブルに広げた書類も、マグネットボードがあれば貼り付けておくことができるので大切な書類が汚れてしまうリスクを回避できます。
ワークスペース
お子さまの勉強やリモートワークなどに使用するワークスペース。学習の助けになる地図やアルファベット表、無くしたくない書類などを貼っておくのがおすすめです。
まとめ
壁に穴を開けずにメモや書類を貼れるマグネットウォール。
家族のコミュニケーションや生活の利便性を向上させてくれます。キッチンやダイニング、書斎など、設置場所によって様々な使い道ができるため、生活スタイルに合った場所に取り入れてみてはいかがでしょうか?
壁の収納にはニッチもおすすめです。ニッチについては下のコラムで説明しています。ぜひ合わせてご覧ください。
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