除草剤、液体と顆粒の違い【四季スマ通信52号】
すぐ枯らしたいなら液体、長く効果を維持したいなら顆粒
除草剤を見に行くと種類がたくさんあり迷ってしまいませんか?選び方はいろいろありますが今回は「液体」と「顆粒」のタイプ別特徴に注目してご紹介します。
冬は雑草が少ないですが、早めの対策が春以降の雑草予防につながります。目的に合った除草剤を選び、雑草が生え始める3月前後を目安に対策を始めてみてください。
参照:となりのカインズさん
いまある雑草を早く退治するなら「液体タイプ」
液体タイプの除草剤は、「すでに生えてしまっている雑草をとにかく早く退治したい」「散布直後に植物を植えたい」という人におすすめ。茎や葉から薬剤を吸収して枯らしていきます。
薬剤のかからない根には効果があまり期待できないので、これから発生する雑草の予防には向きません。
液体でも、すぐに使える希釈済みのものと薄めて使う原液の2種類あるので、購入する際はよく確認しましょう。
長期間、雑草を生やしたくないなら「顆粒タイプ」
顆粒タイプの除草剤は、効果が出るまでに多少の時間がかかってもよいから「長期間、雑草を生やしたくない」という人におすすめ。成分が雑草の根から吸収され徐々に雑草を枯らします。
効果が出るまでに時間はかかりますが、効果は半年ほど続くものもあります。
一度撒いてしまうとしばらくの間は植物が育たなくなってしまうので、しばらく植物を植える予定がなく、雑草の予防をしたい場合に向いています。
「液体」と「顆粒」の中にも、「芝用」「ペットに安心」「農耕地向け」など目的に合わせた除草剤があります。タイプ別の特徴と使う場所の目的に合わせて選んでみてください。
※2022.1.15発行の内容です