温度差解消で快適「断熱改修リフォーム」
寒さ対策リフォームの最後は、床や壁の断熱をし直す「断熱改修リフォーム」についてです。
大がかりなリフォームになりますので、良い点と注意しておきたいことをしっかり知っておくと安心です。
1.「断熱改修リフォーム」ってどんな工事?
間取り変更や耐震改修など、家全体にかかわるリフォーム工事に合わせて「断熱をし直す」工事です。
壁や床を取り払い、新しく最新の断熱材を施工します。
他の工事の内容や建物の大きさにもよりますが、住めるまでに1~3か月かかります。
2.「断熱改修リフォーム」の効果(良い点)
「断熱改修リフォーム」の効果は、
・家全体の断熱性能UP
・部屋ごとの温度差の解消
・冷暖房効率UPで省エネ
断熱を新しくするので部屋全体の断熱効果がUPするうえに、施工箇所が多いほど他の部屋との温度差が少なくなるので快適性は一番高いリフォームです。
冷暖房の効率もよくなるので、省エネ効果も高まります。
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3.「断熱改修リフォーム」の注意点
大がかりな工事になりますので、注意しておきたい点の規模も大きくなります。
・工事期間が長い
・家財の移動と保管場所が必要
・仮住まいが必要
・他の工事に比べ費用が高い
部屋や家を空の状態にする必要があるので、荷物の移動や保管場所が必要です。
リフォームの規模によっては工事期間中の仮住まいも必要になります。アパートを借りる方もいれば、離れに一時的に暮らしたり他の家族の家に一時的に住む方もいます。
設備や照明の交換なども同時にすることが多いので、全体の工事費用は一番高額になります。
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4.「断熱改修リフォーム」に向いている家
間取り変更のある大型リフォームに向いています。
他にも家全体の快適性をUPさせたい場合やヒートショックを避けたい方におすすめです。
寒さ対策リフォームについては以上です。
寒さが緩和することは、身体への負担も軽くなり快適に暮らせるようになります。
それぞれの特徴を見て、どこをどのように対策したいか検討してみてください。