リフォームで寒さ改善!
リフォームを検討される際に「寒さを改善したい」という要望をいただきます。
古い家ほど断熱基準が低いので寒さを感じやすかったり、温度差によるヒートショックの予防を考える方が多いようです。
とはいえ、どんな方法があるのか分からない方も多くいらっしゃいます。
そこで、今回は寒さ対策リフォームを3つご紹介します。
どんな対策がお住まいに合いそうか検討してみてください。
1.一番簡単な対策「内窓リフォーム」
サッシの内側にもう1つ窓を付けて2重窓にする「内窓リフォーム」。
窓は、家の中でも一番熱の出入りが大きい箇所です。
内窓を付けることで熱の出入りを抑制し、窓からの冷えを軽減できます。
画像:YKKAP
工事も1ヶ所で最短60分。
住みながら・すぐ・簡単にできる寒さ対策リフォームです。
結露予防や遮音効果もあるので、寝室の窓やキッチンの北側の窓に施工されることが多いです。
2.見た目そのまま&簡単!「窓交換リフォーム」
今あるサッシを外して、新しいサッシへ交換するリフォームです。
断熱性の高いサッシに交換することで、寒さを緩和できます。
できるだけ簡単に寒さ対策をしたいが2重窓だと不便かな…という場合は、「窓交換リフォーム」がおすすめです。
画像:YKKAP
内窓より工事にやや手間がかかりますが、住みながらできる工事です。
リビングの掃出し窓や内窓が施工できない窓(内倒し窓)に施工することが多いです。
場所や窓によって、内窓と使い分ける方もいらっしゃいます。
3.壁や床の断熱をリニューアル「断熱改修リフォーム」
床や壁などを取り払い、断熱を一からし直すのが「断熱改修リフォーム」です。
大がかりな工事になるので、間取り変更を伴うリフォーム時に行います。
床や壁だけでなく天井や屋根にも施工して、家全体の断熱性能をUPすることもできます。
施工箇所が多いほど部屋同士の温度差が少なくなります。
工期や施工コストはかかりますが、快適性や省エネ効果が高いリフォームです。
このように寒さ対策リフォームといっても方法はいろいろあります。
ご希望にあわせて検討してみてください。
今回は、寒さ対策リフォームについて簡単にご紹介しました。
次回以降は、それぞれの特徴や注意点をご紹介します。
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