汚れに合わせた洗剤選び【四季スマ43号】
住まいのお手入れ~汚れ別、洗剤の選び方~
お掃除で洗剤をかけてしっかり時間を置いてから掃除をしたのに、まだ汚れが残っている?と感じたことはありませんか。それは、使った洗剤と残った汚れの相性が良くなかったからかも。
汚れに合わせた洗剤を使えば、残ってしまった汚れも簡単に落ちるかもしれません。生活空間では、酸性とアルカリ性の汚れが混在しています。汚れに合わせてお掃除をしてみて下さい。
汚れは「中性化」させると落としやすい
酸性やアルカリ性の汚れは「中性化」させると落としやすくなります。汚れの性質と反する性質の洗剤を選びましょう。右のイラストを参考に、商品のパッケージの記載と照らし合わせて選んでみて下さい。
日々のお手入れや、こびりつく前の汚れは食器用洗剤などの「中性洗剤」がおすすめです。
汚れの性質と洗剤の種類
代表的な汚れの性質とそれに合う洗剤の種類をご紹介します。※住設機器の取扱説明書にも記載があります。そちらもご覧ください。
油汚れ・皮脂
洗剤の性質:アルカリ性
洗剤の種類:重曹・セスキ・アルカリ電解水
尿石
洗剤の性質:酸性
洗剤の種類:酸性洗剤(サンポールなど)
水垢・石鹸カス
洗剤の性質:酸性
洗剤の種類:クエン酸・クレンザー
カビ
洗剤の性質:カビの種類が多いので除去したいカビ専用洗剤が◎
洗剤の種類:塩素系漂白剤(カビキラーなど)
【お手入れの際の注意点】
ご利用の前には、パッケージの注意書きをよく確認して使用方法に十分注意してご利用下さい。
※材質によっては素材が変色を起こしたり、洗剤によっては混ぜると有毒なガスが発生する場合があります。
※2019.9.23発行の内容です
とてもわかり易く良い資料でした
コメントありがとうございます。
今後もよりわかりやすい情報発信を心がけてまいります。