結露と換気【四季スマ40号】

結露の原因と換気活用方法

結露はどうして起こるのか?

空気がたくわえられる水分量は、空気の温度によって決まっています。温度が高いと空気はたくさんの水分をたくわえられ、温度が低いと空気がたくわえられる水分の量は少なくなります。なので、あたたかい空気が冷えていくと、やがて空気中にいられなくなった水分があふれ出てしまいます。
こうしてあふれ出た水分が水滴となり窓ガラスなどに現れるのが結露です。

発生しやすい場所

家の中で結露が起こりやすい場所は、温度差が大きい場所や、湿気が多く空気が滞留しやすい場所です。特に窓ガラスは暖かい部屋の空気と冷たい外の空気の両方と接するため、温度差が大きく、結露が最も起こりやすい場所と言えます。その他にも、家具の裏側や押入れ・クローゼットの裏側なども空気が滞留しやすく、温度差が生じやすいため、結露に注意する必要があります。

換気をしてみよう!

結露を防ぐには、水分の多い空気を部屋の外に追い出すこと、つまり換気をすることが一番です。しかし、寒い冬に窓を全開にしてしまうと、外からの冷たい空気が入ってきて暖房の効率が下がってしまいます。効率をなるべく下げずに、結露も防ぐには、換気のやり方が大切です。どれか一つでも、お試しください。

【 方法 ① 】

トイレやお風呂などの換気扇を24時間回しておく

【 方法 ② 】

リビングは寝る前に、キッチンや天井の換気扇をつける

【 方法 ③ 】

寝室の結露を少なくするには、 朝起きたら数分換気する

※結露がよくおこる窓は、扇風機で風をあてて空気を循環させてあげると温度差が少なくなり抑制効果があります。

※2019.1.15発行の内容です

四季スマ通信40号 記事一覧

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です