庭木の冬のメンテナンス【四季スマ36号】

庭木の冬のメンテナンス

剪定や芝のお手入れなど、庭のお手入れに関する情報が好評なので、今回は冬の庭木のメンテナンスに関する情報をお伝えします。

庭木というとしっかり根付くと剪定以外のお手入れはあまり気にされていない方も多いのではないでしょうか。発育をお休みしている冬にできるメンテナンスもあります。春へ向け少しずつメンテナンスしてみませんか。

※剪定の仕方は四季スマ通信33号に掲載しています。

1月 落葉樹の葉は落ち、休眠の真っ最中の時期

寒肥(冬の休眠期に施す肥料のこと)に最適な時期

根の活動が最も低下しているタイミングに土の中で時間をかけて分解して栄養になる有機肥料を与える方法で、根にダメージを与えること無く肥料を与えることが出来ます(肥料は大抵、牛糞堆肥・鶏糞・骨粉などを)。

マツやカエデなどは害虫対策(越冬中のダニ・カイガラムシ・スス葉枯病など)として薬剤を散布しましょう。

2月 春に向け根の活動が始まる時期

1月下旬~2月半ばにかけては、花木を植え替える好期

植え替えは、根を痛めてしまう恐れがあるため、休眠期に行うのが安全!2月は開花や開葉に向けた根の活動が始まるので、その前に植え替えを行うと花付きを損ない難いです。

樹液の動き始める前のこの時期は、剪定もおすすめ!!表皮も剥がれにくく、回復も早目です。

3月 新たに植える、移植に良い時期

苗木などを自分で植えるには良い季節

大きな庭木はプロにお任せした方がよいですが、自分でやってみるならこの時期がおすすめです。
徐々に芽を出し始める時期なので、春へ向けて発育してく為の芽だし肥えは、この時期が効果的!

特に肥料を必要とする牡丹・バラ・サツキなどは良い花芽をつけさせるために行うとよいでしょう。

参照:庭木のお手入れ・植木の移植・剪定ガイド

画像:photo AC

※2018.1.15発行の内容です

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