壁のお手入れ


漆喰の基本のお手入れ

漆喰は静電気を帯びないのが特徴です。そのため、普段のお手入れは特にありません。ただし、液状の汚れに弱いなど特徴はありますので、以下の注意点をご確認ください。

お手入れの注意点

  • 液状のものを飛ばしてしまうとシミになり、落とすのが困難になります。
  • 硬い物をぶつけたり、強く擦ると割れてしまうことがあります。
  • 築後約1~5年の間は、柱・梁・枠・カウンターとの接合部に隙間やひび割れができる場合があります。木の収縮によるもので、メンテナンスの際に補修をさせていただいています。

漆喰が汚れた時のお手入れ

黒ずみや手垢の汚れが気になった時

「鉛筆で書いてしまった」「カバンなどを擦って色が写ってしまった」「手垢汚れが気になる」といった場合は、消しゴムで擦るときれいになります。それでも落ちない場合は、サンドペーパー(#180/#240)でやさしく擦ってください。

油性ペンで汚してしまった時

サンドペーパー(#180/#240)で擦った後に、消しゴムで擦るとある程度までは消すことができます。
ただし完全に消えきらない場合もあります。

飲み物や調味料で汚してしまった時

できるだけ早く乾いた布やティッシュで叩くように水気を取っていただき、漂白剤をつけた乾いた布や綿棒をやさしく数回たたいてください。

  • 漂白剤を使用する際は、必ず換気をしながら行ってください。
  • 漂白剤の匂いは徐々になくなります。
  • 漂白剤が木部などに垂れないように注意してください。
  • 広範囲の場合、完全には落とせない場合があります。

お手入れの注意点

  • サンドペーパーで擦る際は、擦りすぎに注意してください。漆喰の厚みは2~3mmです。それを超えると下地が出てしまいます。
  • 擦った場所は、まわりと比べると白っぽくなる場合があります。

クロスの基本のお手入れ

ハタキやハンディモップを使ってホコリを落としましょう。
表面の凹凸が激しい壁紙は、ホコリがたまりやすいので、そのままにしておくと、たまったホコリが湿気を吸い取りカビの原因にもなります。

黒ずみなどの汚れは、かたく絞った雑巾で拭いてください。
その後、消しゴムで擦ると目立ちにくくなります。

クロスが汚れた時のお手入れ

飲み物や調味料で汚してしまった時(ビニル系クロスの場合)

できるだけ早くかたく絞ったスポンジやタオルで汚れを吸い取るように拭き取ってください。落ちにくい場合は中性洗剤をご使用ください。

  • 壁紙表面に残った洗剤は変色の原因になりますので、真水かぬるま湯できれいに拭き取ってください。
  • 強い洗剤やシンナーなどの有機溶剤は、変色や表面破損の原因になりますので使用しないでください。

クロスのすき間を直したいとき

部分的な剥がれであれば、ゴミやホコリを取り除いた後、ボンドコークを使って目立たなくすることができます。
経年変化により壁紙が硬化している場合は部分的な補修では対応ができませんので、貼り替えをおすすめします。

  • マスキングテープを使って養生しておくと、はみ出しても安心です。
  • 色柄物のクロスの場合、ボンドが目立ってしまう場合があります。

お手入れの注意点

  • 和紙系・紙系・柄物系クロスなど、クロスの種類や素材によってお手入れの仕方が異なります。お手入れしたいクロスの素材を確認の上、お手入れを行ってください。

参照:サンゲツホームページ

クロスの張替のタイミング

以下の症状が出ている場合は、クロスの張替のサインです。

剥がれてきた、ジョイント部分が開いてきた、黄ばみや汚れが気になる

対応年数は、商品によりますが5~10年と言われています。お住まいのクロスの状態や張替費用が気になりましたら、お気軽にご相談ください。

Q&A

漆喰のヒビ割れが気になるのですが・・・

メンテナンス担当が補修に伺いますので、お問合せください。