カーテンのメンテナンス【四季スマ46号】
ホコリ、砂、ペットの毛、生活臭と知らず知らずのうちに汚れていくカーテン。日頃のお手入れと年1~2回のお手入れで、部屋の印象が明るくなり、清潔になります。換気しやすく、洗濯物が乾きやすい春から秋にかけての今、お手入れをしてみてはいかがでしょうか。
●日頃のお手入れ
日頃のお手入れは、ホコリを落とす程度でOK。カーテンの開け閉めでも十分です。
特にホコリが溜まりやすいのは、カーテンのヒダの部分。ホコリやハウスダストが気になる方は、ヒダを広げてハタキをかけるか、ブラシ付きの掃除機でやさしく表面のホコリを吸い取ってください。
カビが生えてしまったり、汚れが目立ってきた時は、洗濯をしましょう。
●洗濯のタイミング
カーテンメーカーが推奨する洗濯のタイミングは、次の図の通りです。あくまでも目安ですので、ご家庭のカーテンの状態を確認の上、洗濯してください。
洗濯をする時期は、気温が高く乾きやすい春から秋の間、もしくは数日天気が良い時がおすすめです。外した際に、レールの上の掃除もしておきましょう。
ドレープ 年1回
レース 年2回
※ドレープ:厚手のカーテン
●洗濯の注意点
カーテン生地によっては、ご家庭で洗濯できない素材があります。洗えるかどうかは、カーテンの隅にある洗濯表示を必ず確認しましょう。右図のマークがある場合は、ご家庭で洗濯ができません。クリーニング店に相談しましょう。
●汚れ予防
【ホコリ】
静電気の発生を抑えると、ホコリの付着の予防になります。「静電気発生防止効果」のある衣類用消臭スプレーをカーテンに使うのもおすすめです。
※カーテンの素材によっては使用できない場合があります。使用上の注意をご確認ください。
【カビ】
カビの大敵は湿気。換気をして湿気を逃がすことが基本です。結露の多い時期は、窓の結露を拭き取ることも大切です。
※家族で寝ている寝室など結露が出やすい部屋は、冬でも換気をおすすめします。
カーテンのお手入れをして、窓廻りを気持ちよく快適に過ごしましょう。取外しが難しく見えるシェードタイプのカーテンも、ほとんどの物が取外しできます。メーカーのホームページや動画サイトで取外し方が紹介されていますので、不安な場合は確認をしてから行なってみてください。
参照:花王/CURTAIN WAO!
何かご不明な点がございましたら、メンテナンス係までお気軽にお問い合わせください。