我が家でつくるヴィンテージ家具【四季スマ46号】
家具を育てる
ビンテージ家具と聞くと、北欧などの輸入品を思い浮かべる方が多いと思います。特に北欧は資源が少ない国のため、不要になった家具は「捨てる」ではなく「売る」と考えます。そのため高価でも良い物を購入し財産として大切に使うので、良質なヴィンテージ品が多く残っているのです。
日本は、不要な家具は「捨てて新品を買う」が一般的。売ることを考えて購入するのは馴染みにくいですが、「受け継ぐ」と言う考え方で家具を選び「我が家だけのヴィンテージ家具」に育ててみるのはいかがでしょうか。
ヴィンテージにしやすい家具の選び方
「我が家だけのヴィンテージ家具を育てよう!」と家具を選ぶ場合は、好みに加えて以下のポイントを抑えておくことをおすすめします。
●脚元がスッキリ細い ・・・シンプルな方が飽き難い
●使い心地の良さ・・・毎日使うからこその大切さ
●良い素材を使っている・・・数年でボロボロはNG
●メンテナンスが簡単・・・多少は自分で出来る素材が◎
10年20年と使っていく上で、使い心地やお手入れのしやすさも大切です。四季の住まいのオーナー様は無垢材に慣れているので、木製の家具が手に取りやすいと思います。
<メンテナンスで育てる>ダイニングチェアの塗装
新築をするにあたり、まだ使えるけれど、キズや塗装の剥がれが目立つため、塗替えをご希望されたお手持ちのチェア。傷のリペア(修理)を行い塗装をすることで、どこに傷があったか分からないくらいキレイになりました。
※座面の張替は行っていません
Before
背もたれに傷
塗装の剥がれも
After
傷も綺麗に
新品の様な仕上り
家具の塗替えについては四季スマ通信47号バックナンバーでご紹介!
※2020.7.15発行の内容です